先週はじめ、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた、古橋広之進氏の訃報がありました。
古橋さんが活躍されたときは、まだ私も生まれていませんが、
当時、次々と水泳で世界的記録を出し、日本が敗戦で人々が貧しく、
暗かった時代に太陽のような存在で、日本人の希望だったようです。
新聞記事によると、「戦時中の勤労動員で、誤って左手中指の先を機械の歯車にはさみ、
落としている。水泳選手にとり中指を欠くことは致命的。」
しかしこのハンディを工夫と猛練習で克服したそうです。
選手時代は、毎日6、7時間、2万メートル近く泳いでいたとのことですから、
その努力も半端ではないですね。
華々しい成果の陰に地道なたゆまない努力があります。
しかし、新聞記事で一番私の目をひいたのは、
「お国のためと思って泳いだことは一度もない。
目標を達成できた喜び、努力の楽しさが原動力だった。」の部分です。
今の時代に人々に一番欠けていることかもしれません。
会社を経営していく上でも、実は一番大切なことだと思います。
社長だけでなく、従業員一人ひとりがそのような気持ちをもって
仕事に取組んでいる会社は強いです。