最新情報

採用情報

最新情報

【承継】つなぐ ということ ~大阪市 本町の税理士通信~

先日、大相撲の大嶽部屋を熊ヶ谷親方が継承することが日本相撲協会から発表されました。

大嶽部屋は、「昭和の大横綱」大鵬さんが創設した大鵬部屋が源流で、以前、部屋存続の
危機にあった際に、大鵬さんの弟子であった現在の大嶽親方が大鵬さんに懇願されて継承
された部屋だということです。現在では大鵬さんの孫が現役力士として在籍する部屋でした。


その大嶽親方が今年9月に65歳を迎えて定年となり、大嶽部屋には部屋付きの親方が
いないことから、再び部屋存続の危機を迎えていたそうです。

そして、他の部屋から後継者を探していた中で、ようやく後継者が決定したとの発表でした。

大嶽親方は、「師匠(大鵬さん)に頭を下げてまでお願いされた部屋を、つぶすわけには
いかなかった。部屋が残るということでホッとした。」と責任感の強さを語ったそうです。

日本の国技といわれる大相撲界においても、後継者問題があり、第三者承継ともいえる
部屋の継承が行われていることを知りました。

会社の経営者には、一般的には定年退職というものはありませんが、これまで築いてきた
伝統や技術、従業員や取引先との信頼関係、そして経営者の“想い”を次世代へと引き継ぐ
ためには、しかるべき時期に事業承継を行う必要があります。

そして、事業承継をするためには、引き継いでくれる相手がいないとできません。
日本の中小企業では、親族に引き継ぐという考え方がありますが、親族以外の社内の役員や
従業員、それが難しい場合は第三者(M&A)に引き継ぐことも一般的になってきました。

次世代においても必要とされる会社になるためには、他社にはない「魅力」がなければ
それが難しくなります。また、「魅力」あれば引き継ぎたいという人が現れる可能性も高く
なります。

今回の大相撲界のニュースは、経営者の役割は会社の「魅力」を高めることで、その
サポートを行うことが我々ゆたかグループの使命だとあらためて感じる事例となりました。

今後も、経営者の“想い”を次世代へとつなぐための取組みを継続して参ります。


税務調査・事業継承・家族信託・財務支援・業務改善なら、税務会計のプロ
大阪市中央区のゆたか税理士法人まで

最新情報 最近の記事一覧

2025.08.05
【承継】つなぐ ということ ~大阪市 本町の税理士通信~
2025.06.24
【税務調査ゼロを目指すノウハウを大公開】特別セミナーを開催します!2025年7月【大阪】
2025.06.10
改正「労働安全衛生規則」と職場の熱中症対策
2025.05.27
副業収入と住民税について ~大阪市 本町の税理士通信~
2025.05.13
【令和7年度税制改正】扶養控除&新設「特定親族特別控除」で学生アルバイトと家計にゆとりを ~大阪市本町の税理士通信~
2025.05.02
【出張融資相談会】一日公庫を開催します!2025年6月【大阪】
2025.04.22
【令和7年度税制改正】「103万円の壁」はどう変わる? ~大阪市本町の税理士通信~
2025.04.08
会社の数字を知ると、経営も仕事ももっと面白くなる! ~大阪市 本町の税理士通信~
2025.03.25
2025年補助金最新情報! ~大阪市 本町の税理士通信~
2025.02.26
2025年、資金繰りの見直しを! ~大阪市 本町の税理士通信~

ページトップへ